craftcola-japan.com | 90.0%OFF JUKI HZL-7600 コンピューターミシン コンピューターミシン

【書ききれなかった注意点】 個人的に思うことですが、 よく、メルカリ内や他のフリマ、オークションで このHZL-7000シリーズや HZL-8000,9000シリーズを出品する際に 工業用ボビン仕様！ パワフル！ 革製品の制作に最適！ 等のセールストークを売りにしている方も見受けられます。扱う皮の厚さとかにもよりますが、もし厚手の皮もと考えていた場合、 正直、垂直全回転釜の家庭用ミシンはオススメ出来ないと考えております。 理由として 垂直半回転釜と違い、釜周りを簡単に分解は出来ないので、針が折れて破片が釜のまわりに残ったり、釜の剣先にダメージを負ったときの対処が結構厄介な事になる場合が有ります。工業用ミシンは圧倒的なパワーと整備性を考えた設計になってるので別です。 古い黒ミシンがアマチュアの革細工マニアの間で人気なのはこうした面もあります。他にも改造がしやすい等ありますが。 まだHZL-7000シリーズは全バラもそんなに困難ではない整備性の良さが有りますが、8000や9000番台はミシン店ですら閉口する整理性の悪さと下側のプーリーギアが割れやすいうえ、すでにメーカーから部品の供給が終了しましたので、想定を超えるようなストレスをミシンにかけるのはかなりリスクの高い行為と考えております。 ちなみに8000や9000番台の下軸ギアの交換修理においては 　エクシードシリーズも同様の下軸ギアの割れが顕在化してきましたが、修理の部品自体は未だ有るにもかかわらず修理を断るミシン店が増えて来ました。分解・再調整に手間が掛かり過ぎるからです(ペイしない)。上記の機種はそれ以上に手間がかかる上部品の供給終了なので、まあ、普通のミシン店では相手にしてくれないでしょう。使い捨てになりますね。個人的には好きなミシンなので(自分も何台も持っているから)大事に使って欲しいのです。 垂直全回転、半回転釜問わず、家庭用ミシンで皮革を扱うのならせめて樹脂のギアを一切使用していない古い機種か、整備性のよい職業用ミシンの方が良いのではないか？と考えてます。 まあ、最後は自己責任になりますが、、、 あと、工業用ボビン仕様！ と表記してあっても、あくまでボビンだけが一般的なだけでボビンケースは普通のDBボビンケースは使用できません。純正もしくは針落ち部を広げたタイプを使用してください。